鍵のことは鍵屋

不正解錠とは､鍵を使わずに不正に侵入するための手口です。不正解錠には様々な方法があり､その中からいくつかご紹介します。

ピッキング

最も有効な侵入手口で､ピッキングツールを使い鍵穴を操作して鍵を開ける手法です。

サムターン回し

扉の外側から扉の内側に解錠工具を挿し込み､内側のサムターンを外から回して開錠する手法です。

カム送り

シリンダーのカラー部分が扉厚調整できるようになっているので､その隙間から解錠工具を挿し込み錠前本体からロック解除する手法です。CP認定錠と指定されているシリンダーではカム送り対策がされています。

バンピング

特殊加工した鍵を挿し込み､衝撃を与えることで内部のピンを動かして強制的に開錠する手法です。

ドリリング

ドリルで穴を開け､シリンダー内部の構造を破壊し強制的に開錠する手法です。最近では､シリンダー表面に超硬金属を使用し､ドリルの侵入を防ぐ構造になっているものもあります。

こじ破り

扉の隙間にバールを挿し込み､テコの原理を利用して開錠する手法です。

もぎとり

名前の通り､シリンダーをもぎ取り､強制的に開錠する手法です。近年では､簡単にもぎとれるような構造のシリンダーがあまりありません。